協会のおすすめ文庫

2021年8月 2日 月曜日

ひかりの針がうたふ



書籍名:ひかりの針がうたふ
著 者:黒瀬珂瀾(くろせ からん)
出版社:書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)

【おすすめコメント】
 新聞に掲載されていた家族をテーマにした河野裕子さんの短歌に、とても感銘を受けました。河野裕子さんの歌には愛情深く、時には激しくきれいごとでない子育ての様子が歌われ、必死の子育ての中から母と子の愛着形成がされていくのだと感じさせられるものが多くあります。これをキッカケに子育ての短歌に興味を持ちました。 母と子の歌が多い中、「ひかりの針がうたふ」の中には父親の子育てが歌にされています。ユーモラスな表現の中、愛情の深さを感じさせられるもので、家族としての始まりの段階に父親の存在が重要であることを改めて感じさせてくれる歌集です。ぜひお読みいただけたら嬉しいです。
公益社団法人神奈川県看護協会
(神奈川県立こども医療センター副院長兼看護局長)
西角 一恵

投稿者 神奈川県小児保健協会